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三軸修正法とはなにか ---治療者のみなさんへ


三軸修正法とはなにか。外からみている限り三軸修正法とは一種の「方法論」であるように感じられるでしょう。 しかし、三軸修正法とは「やり方」ではないのです。
ではやり方ではないものがなんの役に立つのでしょうか。

そこで、世の中には数えきれないほどの民間医療があり、そのどれもがそれなりに治療効果をあげていることをまず認めてください。「 ~法 」という手技が非常に沢山存在し、具体的な方法が伝えられていますが、もしも一人でも楽になった人が存在する1000の方法があったとしたならば、そのすべてが有効だということです。

実際には手技の種類や養生の方法など桁が違うほど存在するし、今現在でも増え続け、過去の名人の方法が掘り起こされ続けてきっと日本中、世界中で効果をあげていることでしょう。これは実に不思議なことです。ちょっと考えて見たら、具合の悪いということはどういうことで、その人が治って快適になる原理が全く見つかっていない状態がずっと続いているに過ぎないということかもしれない。しかし、実際にはたくさんの人たちが快適さを取り戻している。これはまた本当に不思議なことです。

三軸修正法では、この謎に迫ろうとしているのです。数億年も前から人類が耐えることなく命をつないできたのなら、明らかにそこには生きるという志向性があります。腰が痛い、肩がいたいならそれは一時的にたまたまその様な状態にあるだけで、なにかいままでと違うことが起きれば特定の手技にかかわらず、生きる志向性によって必ず良くなってしまう。そういうことではないでしょうか。

自然界では特定の誰かにとって都合の悪い状況かもしれなくても、全体にはいつでもバランスがとれています。人間は当然自然の一部として機能しているので、一部を分析しても原因と結果がはっきりするはずはありませんが、「~と考えて試してみたら~となった」という試みはできるのでいくらでも「~と考えると」の部分である仮定をいくらでも定めることができます。

三軸まわりに自由な物体はありとあらゆる方向から自由な視点でいままで身体との関連性に注目されてこなかったものにフォーカスを当てて(その例として物理法則にも目を向けます)、身体というもっとも身近で簡単な実験室をフル活用しましょう。「~法」というジャンルを超えて「本当は何が効果をあげているのか。」という永遠のテーマを追求しませんか。

2008年発行 BAB出版 「三軸修正法の原理」(上巻)に内田樹 先生から素晴らしいお言葉をいただきました。 たった数ページの中に三軸修正法とはなにかが表されています。是非、ご一読ください。

池上研究所 HP担当 池上悟朗